BITTER・SWEET



「かっこいいね。体育の先生。名前なんていうの?」




「あー。えーっとね。高橋嘉哉!嘉に哉って書いてひろやって読むの。」




「へ〜。かっこいい名前。私すごいタイプかも。」





−−−−ズキッ
ズキッ





すごい苦しいよ。

ヒロ兄助けて。



私は涙が出そうになるのを必死でこられて精一杯笑いながらバトミントンをしていた。





「愛本!今日遅刻した罰としてバドミントン勝負だ。」



ヒロ兄がいきなりやって来た。
すごく嬉しかったけど、雪菜の顔が見れなかった。







案の定私はボロ負け。



ヒロ兄は頭に手を乗せてサッと教官室に入って行った。
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