武士 × JK = "時空恋愛"

斎藤「あかり、ちょっとこっちに来い。」


「えっ...?」


斎藤「じっとしていろ。」


えっ?えっ...?えっ..!?

なんで私...斎藤さんに抱き締められてるの...!?

なんなのこのシンミリした雰囲気からの

このなんとも言えない急展開は...!



斎藤「..もういいぞ。」


「えっ...?」


斎藤「着物の帯が緩んでいたから結び直した。」


「さっ...斎藤さんっっ...!」


わざわざ抱き締めてやる必要ないでしょ...っ!

不覚にもドキドキしちゃったよ...


斎藤「....なにをそんなに怒っているんだ?

   頬が赤いぞ?」


「もっ...もう部屋へ戻ります..っ!」



斎藤「あかり。」


「なっ...なんですか!?」


斎藤「....副長は何でも一人で抱え込む人だ。

   なんかあった時は支えてやってくれ。」


「わかりました!」
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