恋音
「先輩、先輩先輩先輩!もう、先輩じゃないんだね?あたしの、彼氏なんだね?」
先輩はあたしの唇にそっと手をやり、言う。
「先輩じゃない。大空翔。お前はさやか。俺の彼女!」
大空翔なんて。呼び捨てでいいの?表の彼女、麻姫でさえ、先輩って呼んでるのに?
「大空翔!あたし、ずっとずっと彼女!先ぱ…大空翔の愛人!」
「おぅ!俺は、ずっとずっとお前の彼氏。さやかの愛人!」
えへへ。と笑うあたしに、大空翔はやさしく、そっとキスをした。
先輩と気持ちがつながった日だった。
あんなに大空翔と呼べ、と言われても、つい癖で先輩って呼んでしまう。
あんなに先輩は告白してくれたのに、麻姫が邪魔してくる。
先輩はあたしの唇にそっと手をやり、言う。
「先輩じゃない。大空翔。お前はさやか。俺の彼女!」
大空翔なんて。呼び捨てでいいの?表の彼女、麻姫でさえ、先輩って呼んでるのに?
「大空翔!あたし、ずっとずっと彼女!先ぱ…大空翔の愛人!」
「おぅ!俺は、ずっとずっとお前の彼氏。さやかの愛人!」
えへへ。と笑うあたしに、大空翔はやさしく、そっとキスをした。
先輩と気持ちがつながった日だった。
あんなに大空翔と呼べ、と言われても、つい癖で先輩って呼んでしまう。
あんなに先輩は告白してくれたのに、麻姫が邪魔してくる。