青い残光【完】
「そう。梅自身だよ。梅はいつも、そう言ってる。」
わたしは素直に驚いた。
自分自身がライバルなんて…。
そんな一生懸命な人、テレビでくらいしか見たことない。
それは、先輩も同じ思いだったらしい。
「サッカーへの情熱のレベルが俺たちとちょっと違う。……それはいつも、皆にとって良い刺激になるんだ。あぁいうタイプにプロになってもらいたいねー」
「……そうなんですか…」
だから、おっしーと話すのがどうこう…とかじゃないと思うよ。
と、優しくフォローされた。
ますます、カッコいい人だなぁと感心した。
次はもっと、彼自身について話しかけなきゃダメだなと感じた。
そして次の日も、その次の日も、あたしは彼へと突撃した。