青い残光【完】
だけれど、梅さんの反応はいつも良いものではなく……。
反応はとても薄かった。
わたしの言い方が悪いのかと悩み、同じような話題をキャプテンや他の先輩にしてみると、とても盛り上がった。
「おっしー」がこんなにサッカーに詳しくなるなんて嬉しい!と言いながら、色んな情報を補足して教えてくれた。
……なんで?
じゃあ何で梅さんと会話が弾まないの…?
もしかして、わたし嫌われてる……?
言いようのない不安に、わたしは不意に泣き出しそうになった。
キャプテン達に休憩中、それとなく梅さんと会話が盛り上がらないことを相談してみた。
すると、キャプテン達は笑って理由を教えてくれた。
「あぁー…梅は本当にストイックだからな。憧れてる選手もいるけど、本当はちょっと違うんだよ。」
「違う…?」
「あいつの中で、憧れの選手への気持ちもあるけど…ライバルへの思いの方が強いんだよ。」
「ライバル…!」
そんな人いたんだ…
初めて聞いた。
感情の起伏が表立って見えにくく、割とクールに見える梅さんにライバルがいたなんて……。
キャプテン達は、笑って頷いた。