少女は会長様♡
「時間の流れにのる大地よ。今ひとたび、時間を止めよ」


瞬間、朱鳥の霊力が四方に広がる。


見た目は全く変わらないが、通行人が消えて音が消えた。



妖の姿はまだ捉えられない。



四人で辺りを警戒する。

妖力は感じるのに姿が見えない。



「おかしい。こんなに妖力は近くに感じるのに姿がない」


輝夜が緊迫した声で違和感を訴える。


「確かに。姿を意図的に隠してるってこと?」


「それはない。このランクの妖なら、意図的に姿を隠しても見えるはず」


叶美の問いを朱鳥が即座に否定した。


幹部以上は、一定のランク以下の妖なら意図的に姿を隠しても見えるのだ。



妖のランクはC〜A、S、SSがある。



幹部以上はAランク以下なら必ず見ることができる。


この妖気ならせいぜいBランク。必ず見えるはずだ。


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