仕事しなさい!
「だいたい、須賀さんも須賀さんですよね。あんな地味でブスのオバサンをかまってあげるなんてどういう神経?」


「えー!金だよ、金!安斉さん、他に使い道無いから、溜め込んだ金で須賀を買ってるんだよ!」


「マジですかー!?最低ー!そんなことしないと誰も抱いてくんないんだー」


「ほら、須賀はさ、誰とでも寝ちゃうじゃん?だから、金もらってラッキーくらいにしか思ってないんだよ。でも、同じ女としてうちらは不快だよねー」


あー、口さがないっていうか、
口汚いっていうか。

なんで、想像だけでそこまで話がふくらんじゃうんだろう?
須賀くんの方から私をかまってくることが、そんなに不自然?

私や須賀くんの気持ちはお構い無し?


でも、どれほど事実とは違っても、言い慣らされればそれが真実になっちゃう。
それが、噂の怖いところ。


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