キミの声とわたしの心と
「チッ、さっきからごちゃごちゃうるせぇお嬢様だな。ボスの婚約者ってことで下手にでたら調子にのりやがって!!そんなに偉くありません、だあ?ボスの婚約者なら立場を考えろってんだ!!」
…びっくりした。てかよくそんなに早く喋れるな。
「…なんだ、口、悪かったんですね。」
「あんたが止めろっていったんだろ。そもそも俺は最初から、どこの馬の骨とも知らない女をボスの嫁に迎えるなんて反対だったんだ!!」
……
「そおですよね。分かります。」
「あ?」
だって…
「あたしだっていやですもん。どこの誰とも分からないような人と、尊敬する人が政略結婚だなんて。」
「……」
あ、困ってる。
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