優しい狼と最強の彼女


それから、ほどなくして
久世の兄弟がやってきた。



だだだだだだだ!
ガラっ

バン‼︎‼︎


「夏妃‼︎大丈夫か‼︎怪我してないか‼︎俺の可愛い夏妃‼︎」

「夏妃?大丈夫?心配したよ‼︎相手の顔わかる?ぶっ潰してくるから、素直にいいな?」





急に病室に入ってきた
2人の男たち


病室には、

ある空気が
漂っていた



俺と葉月、お袋
………あ、シスコンだ……


と、


それに、2人目の人
ヤバイな……


発言がこえぇ。



そこで、久世が
申し訳なさそうに、
紹介してくれた。



「…あっと、先に入ってきて方が、長男の樹で、後に入ってきたのが、次男の海です」



久世が説明してる間にも

その兄貴たちは、
久世をまじまじと見たり
怪我がないか触ったり
していた。




………あぁ、本当にシスコンなんだ………


こんな空気が
漂っている病室で、




長男の樹さん?
が、口を開いた。





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