私の片割れが隣の片割れに盗られた次の日、私はもう1人の片割れに告られた。



『おはよ~、志穂。

あれ?目、赤くない??』


志乃がキョトンとした顔で、首を傾げた。


目、赤い?!


「い、いや!!

決してはずくて眠れなかったとかじゃないから!!」


『あ、うん。恥ずかしかったんだね?』


自爆してしまうほど、緊張してるらしい。


『じゃあ、私は行くね』


「うん、いってらっしゃい」


そうして志乃は家を出た。


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