私の片割れが隣の片割れに盗られた次の日、私はもう1人の片割れに告られた。
あ………、分かった……。
“ヤキモチ”だ……、それ……。
私は体験したことないけど……。
『我慢してくれって言ったら、泣いちゃって……
そんで喧嘩みたいになってさー……』
奏太は空をぼーっと見上げて言った。
『……妬いてくれるのは嬉しいんだけどな。
流石に話さないのは無理だし…』
「うん」
…確かにそれは分かる。
うーん……。どうすればいいんだろうな~…。
私は奏太と別れ、家に戻り1人でまた
考えた。