私の片割れが隣の片割れに盗られた次の日、私はもう1人の片割れに告られた。


______


「うわぁ……、なんでいるの……??」


駅に着いたら多分、同じクラスと思われる

男子を見つけてしまった。


う……、この格好で会うのはさすがに……


『おい…、なんだよ』


ぐいっと蒼の手を引いた。


「あっち!」


もうここには居られない、

と思って彼らと離れるように進んだ。


< 79 / 186 >

この作品をシェア

pagetop