運命の二人～白と黒の物語～

「考え事をするときはいつもここに座ってあの灯りを見るんだ。
見ていると、民の生活する姿が浮かんでくる。
街の灯火が皆が幸せに暮らせている証なんだよ。いつまでも街の灯火を消さないように、守っていかなくてはな。」


愛しいものを愛でるように、灯りを眺める。


その様子をじっと見ていた凛々はある疑問が沸き、ジャスティスに聞いてみることにした。


「…それがジェットの願いなの？」


するとジャスティスは一瞬目を丸くした後クスクスと笑って言った。