不機嫌でかつスイートなカラダ ベリーズ文庫版
「卓巳くん、なんか痩せた?」


ふと、前より骨ばってきた肩のラインが気になる。


「最近ロクなもん食ってねーもん」


卓巳君はむくりと起き上がると、そばにあったTシャツをさっと着た。


「あんま寝てねーし」

「忙しいもんね……」


卓巳君が着替えはじめたので、私も脱がされた自分の下着を探す。

卓巳君は理工学部の4年生。

今は卒業研究の追いこみ時期らしい。

そのせいで帰りがいつも遅いのだ。

学校に泊まりこんでいることもめずらしくない。


「忙しくても、ちゃんと食べなきゃダメだよ?」

「んー。わかってるって。あ、でも今夜もヤバいな。今から学校行って、徹夜コースになりそうだし。まぁ、カップ麺ぐらいは食うけど」

「ええっ。それが晩御飯なの?」


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