不機嫌でかつスイートなカラダ ベリーズ文庫版
卒研で忙しいのはわかるけど。

晩御飯がそれだけなんて、栄養が偏りすぎだよ。


なにか作ってあげようか?

言いかけて、口をつぐんだ。

私は彼女じゃないから。

そんなこと言われても迷惑かもしれない。

彼女気取りするなって、引かれるかもしれないもん。

言いたいことが言えないなんて、こんな関係はおかしいんだろうな。

それでも、会えなくなるよりはいい。

嫌われるよりはずっといい。


彼の背中を見ながら、そんなこと考えてた。


< 49 / 277 >

この作品をシェア

pagetop