魔法少女の恋





「さよなら.....」



麗婐は言った最後の言葉は力強かった。



覚悟を決めていたように見えた。



それでも、パパを許せなかった。



パパを見ると.....悪魔になっていたんだもん。



「がはははははは!いい気味だ」



「パパ、最低だよ!なんで....なんで笑ってるんだよ!」



「なんでかって?面白いからにきまってるだろ」



そう言ったパパは本当に悪魔だ。



目に光がない。



闇に包まれた目をしていた。



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