どっちとも好きだな
~奏多サイド~

俺は鬼神の総長
通り名は鬼龍
全国No.1だったりする

今はそう呑気に自己紹介してる暇は無いようだ
雪は俺と動揺あの女を怪しがってると思う
あの女とは転校してきた佐伯結愛の事

要「奏多、先屋上いってますね」

奏多「ああ」

葵「奏多ー、結愛連れてっていい?」

結愛「あの、すいません」

奏多「……勝手にしろ」

葵「わーい!!!ありがとー、行こ結愛ー」

結愛「う、うん!!」

要「ちょっ、まってくださいよー」

葵と、要は気づいてないか…
祐介はどうなんだろうか……

雪「あの女…どっかで見たことある」

祐介「だよな………」

……何だコイツらも

奏多「詳しく教えろ、場所移すぞ」

俺達は教室を出て空き教室に向かった

空き教室につきドアを開けようとすると

結衣「やっぱりです……」

あれは、同じクラスの紅?

結衣「えーと、これ何処の族だっけ…………」

族?暴走族か……

結衣「あっ、赤龍です……」

赤龍って俺達の

結衣「なーに盗み聞きしてんの?」

ドッキ……

結衣「出てこないと絞め殺すぞ」

祐介「出た方がいいんとちゃう(ボソ」

普段敬語なのに敬語じゃなくなった事に危険を感じた祐介

奏多「だな」

俺達は教室に入った


~奏多サイド終~
< 9 / 36 >

この作品をシェア

pagetop