蜜は甘いとは限らない。【完】
っていうのは、置いておいて。
とりあえず、自分の机に戻ってくることができたあたしは、直ぐに終わる仕事から終わらせていく。
「...よし、出来た」
まぁ、直ぐに出来ると言ったって1時間くらいはかかるこの仕事に肩が凝った。
...また自分でマッサージでもしよう。
エステする時間なんて、どうせ取れないだろうし。
ぐるり、肩を1回しすると少し楽になったあたしはコーヒーでも入れてこようと思い、立ち上がる。
コーヒーでも飲んで、仕事頑張ろう。
立ち上がって伸びをしたとき、腰から結構大きな音がなったのは、気にしない。
側で仕事をしていた人たちからの視線を少し集めながら、給湯室の場所へ行く。
給湯室はさっきのコピー機が置いてある部屋の隣。
わざわざここから移動するのはものすごく面倒だけど、しない限りコーヒーは入れられない。