絶体絶命!死のバトル
周りからは、悲鳴が聞こえる。
…ごめんなさい。
あの世で…幸せになってください。
ただ、そう祈るしかなかった。
「ねぇ、くびをちょうだい。」
もう、何回も聞いたその台詞。
そして…
穂乃さんが、現れた。
相変わらず、顔には笑顔が浮かべられていて。
ごちゃごちゃそんな事を考えていると。
…ぐしゃっ
え?
いつもの首取り方法じゃあ、首が取られて…それで終わりだった。
…でも。
今日は。
「ふっ…ふふふっ…ふははっ」
穂乃さんは、落ちた生首を
膝で、片っ端から潰していた。