絶体絶命!死のバトル


「ねぇ、私思ったんだけど…。何か、テストの難易度が高くなったよね」

伊織が言う。
確かに、難易度は上がっていた。
二戦目の、再戦だからなのかな?


「あー、確かにそうかも。でも、解けたでしょ?」

あたしが言うと、みんな、「あたりまえだ」と言わんばかりに頷く。

「あ、俺も気付いた事があってさ。どうでもいいと思うけど、放送に、統一性って無いよな。ちゃんと質問にも答えるし、生身の人間がやってんのかな?」

「…え、そうじゃないの?」

明日美が青斗に聞き返す。
青斗が言う、統一性と生身の人間がやっているのかどうか。

「…でもさ、おかしくないか?ただの人間が、こんな変な世界というか、空間というか…。作り出せるわけねーなって思うんだ。案内人とここにくる時も異次元に入るだろ?」

青斗が言ってる事は無茶苦茶に感じるけど、多分、

「つまり、こんな世界で、あたし達以外に人間がいるとは思えない。放送してるのも、…スタッフみたいな人も、人間じゃないと思う。その根拠が、この空間は、人間が作り出す事は不可能だから。って事?」

「あぁ、道香の言うとおりだ。根拠は無茶苦茶だけどな。でも、首取りゲーム自体行う事は不可能の筈で、それは水川穂乃の呪いだ、と言われても納得できるだろ?」

まぁ、それはそうかな。

と、そこで。

「全グループ、対戦が終わりました。命カード、三枚目獲得のグループがありますので、説明を兼ねて勝利グループの発表をします。集合してください」

と、放送が流れる。

この放送をしている人…

それは、誰なのか。


あたし達は、真相にたどり着けるのだろうか…__。




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