運命の人はだ〜れ?
うーん…

あたし、今、史上最高に悩んでます…

「どーしよ。」

隼人のことがまだ好きなのかもしれない

でも、海里くんに心が揺らいだ。

でも、隼人にもっかい、付き合おうって言われたけど…

でも、海里くんが気になるし…

あーー!!!もう!どーすればいいんだよ!あたしは⁉︎

すると…
コンコン

「はぁーい。どぉーぞー」

「よっ!元気?w」

この人は、あたしの、お姉ちゃん。
川中 彩葉 高校2年生
美容のことが、詳しいんだー。


「元気じゃないー」

はぁ。と、ため息をつくあたしを見てお姉ちゃんが…

「どした?」

そして、お姉ちゃんにさっきの事から、全部話した。

すると…

「えぇー!隼人くんが⁈よりを戻そうって⁈」

と、大きな声で、驚いていた。

「しぃーーっ!声がデカいよ!」

「でもさ、あたしが、思うには、今は今。過去は過去だよ?」

「あ…そっか」

「今を大切にしたいと思うの?それとも、過去は今より大切なの?」

「……わかんない。自分でも、よくわかんないんだもん。」


「そこを、はっきり、音羽自身が決めな!」


お姉ちゃんに、話を聞いてもらって少しだけど、分かってきた。

「ありがと!お姉ちゃん!」

「はいよ〜じゃあねん♪」

そう言って、お姉ちゃんはあたしの部屋から、出て行った。
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