暴走族と子持ち

また怒られるのが怖いのでさっさと準備をして階段を降りる

そして、リビングのドアを開けた瞬間

「おにいちゃーん!!!!!」

パタパタパタッ ギュッ!!!!

「うぐっ!!お、けほっおはよう幸奇」

「おはようおにいちゃん!」

ドアを開けた瞬間抱きついてきたのは
俺の義理の弟

桃井 幸奇 【ももい こうき】

4歳
幸奇とかあさんは血が繋がってるらしい
詳しくは聞いたことない。

ここの家には父さんはいない。

ここに来た時からいなかった。

母さんはシングルマザーだ。

幸奇は、誰との子なのか

そんなこと聞けるはずがない。

でも、いつか話してくれるだろう

そう考えていたとき

「なに、ぼーっとしてるのよ来扉!はやく食べなさい!
幸奇も!はやく幼稚園の準備するよー!」

そう言っておれに抱きついてる幸奇を抱っこし幸奇の部屋に向かう母さん



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