ずっと、好きでいる。
「・・・・・・・・・・・優貴、何でそんな事知ってんだよ」
オマエ、まだ8歳だろうがよ。 何で27歳のオレが知らなかった事まで知ってんだよ。
「・・・・・・・・・・・お金持ちになりたくて・・・・・・・・・。 お母さん、楽にさせてあげたくて・・・・・・・・・。 弁護士・・・・・・・・なりたいなって思ってたから。 ・・・・・・・・・本、結構読んだ。 でも、漢字難しくて全然分かんなかったけどね」
優貴が、恥ずかしそうな、淋しそうな顔をした。
お母さんの為になりたいと思っていた弁護士。
でも、優貴の大好きなお母さんはもういない。
胸の辺りが『きゅう』とした。
だけど、嬉しかった。
優貴が自分の夢を教えてくれたから。