いつか…
「そんなことないよ?私はずっと好きだった。でも、束縛される嫌いって言われたから嫌われるのが怖くて…」



「本当ごめん。これからはお前しかみねぇから。これから先ずっと」



「うん」



そして向かい合うとキスをした。


甘くて優しいキス。


本当にわかれなくてよかった。



不意に両手を押さえつけられた時、


ズキンッ


左手首がいたんだ。思わず、


「いたっ」


口に出してしまった。



悠太も手首の包帯に気づいて、


「おい、これどうした?」
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