いつか…
家に帰って部屋に閉じこもった。
そして、シャツ袖をまくり左手腕を見た。
そこには無数の傷跡。
リストカットだ。
毎日辛くて自分を傷つけてきた。
自分が我慢をすればいいと思って。
そして腕には痛さに耐えながら針で書いた悠太の文字。
自分でもここまでしてまで悠太を好きでいるなんて不思議でたまらない。
何度冷たくされても好きで好きで離れたくない。
だから、
もう少しだけ好きでいさせてください。