恋を奏でる軽音部

キス


顔を真っ赤にしながら、先輩と話した。


もう恥ずかしくて、顔なんか見れなかった。




慣れてるような、キスの仕方だった。




遊ばれてるのかもしれない。


私の気持ちをもてあそんでいるのかもしれない。




でも、それでもいいって思ってる。




今、先輩が見ているのは、私だから。


今、先輩の隣に居るのは、私だから。




それに何より…



好きだから。



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