180゜の世界
秘密の関係
「私の名は、神崎 莉亜。莉亜でいいわ。」
莉亜は、ベットの横にある椅子をぽんぽんと叩いた。
「莉亜・・・か。綺麗な名前だな」
いかにも、輝かしい名前だ。
すると、莉亜は鼻で笑った。
「ふふっ。私の名前を綺麗なんて言ったの、あなたが初めて。」
莉亜は俺の頬を片手で包み込んだ。
「あなたも、カッコイイ名前じゃない」
莉亜は不思議な奴だった。
いつも冷静で、憎たらしくて、
でも、ふと笑う笑顔は子供みたいで、他人に見せる作り物の何十倍も魅力的だった。
「私たち、似たもの同士ね。」
ふと、莉亜は引き出しから携帯を取り出した。
「メアド、交換しよ。会いたい時に呼ぶから。」
俺は奴隷か。
と、ツッコミを入れそうだった。
莉亜とメアドを交換して、帰ろうとした刹那、
病室の扉が開いた。
「莉亜ちゃん。体はど・・・・誰?」
女は驚いたように、荷物を床に落とした。
莉亜は、ベットの横にある椅子をぽんぽんと叩いた。
「莉亜・・・か。綺麗な名前だな」
いかにも、輝かしい名前だ。
すると、莉亜は鼻で笑った。
「ふふっ。私の名前を綺麗なんて言ったの、あなたが初めて。」
莉亜は俺の頬を片手で包み込んだ。
「あなたも、カッコイイ名前じゃない」
莉亜は不思議な奴だった。
いつも冷静で、憎たらしくて、
でも、ふと笑う笑顔は子供みたいで、他人に見せる作り物の何十倍も魅力的だった。
「私たち、似たもの同士ね。」
ふと、莉亜は引き出しから携帯を取り出した。
「メアド、交換しよ。会いたい時に呼ぶから。」
俺は奴隷か。
と、ツッコミを入れそうだった。
莉亜とメアドを交換して、帰ろうとした刹那、
病室の扉が開いた。
「莉亜ちゃん。体はど・・・・誰?」
女は驚いたように、荷物を床に落とした。