俺様専属メイド!?




じょ、条件と来ましたか……。





「で、できる範囲のことでお願いします……」



そんな、何億!ってお金くれ、とか言われてもできっこない。


あたしにできることならするから、簡単な条件にしてください。




心の中で祈る。




あたしの言葉に、彼がニヤッと口の端を上げた気がした。



嫌な予感……。







「俺様だけのメイドになれ」





「……は?」





「だから、俺様だけのメイドになれっつったの!」




いや、ちょっと待って。






< 19 / 377 >

この作品をシェア

pagetop