甘い香りに包まれる

side 美花


side 美花

教室にもどると私の席に

親友の園田花音 sonoda kanon
が座っていた。

「みかー!
 また、会長と話してたの?
 相変わらず仲がいいわねぇ」

「仲がいいとかじゃなくて
 生徒会の話をしてるだけよ」

「そんなこと言っちゃって
 ほんとは会長のこと好きなくせに」

「か、かのん!!
 声が大きいよ!!」
< 3 / 20 >

この作品をシェア

pagetop