ヤンデレ〜女の嫉妬〜
「麗美…
所詮そんなものなんだよ。
みんな他人事のように
受け入れてるじゃない?」

「菫、それはそうかもしれない。
けど、そうやって冗談言って
からかうのは間違ってるよ」

麗美と菫が言い合うのを、
クラスのみんなは静かになって
聞いていた。

「アゲハ、だいじょぶ?」

麗美が私に問う。

「う、うん…大丈夫。ありがと」

「アゲハ、ちょっと外に行こう?
気分転換でいいからさ」

「…うん」

私は麗美と一緒に教室をでた。
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