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そんなどうでも良いことを考えながらリビングのソファに腰掛けた。
ソウタは家に入るなりキッチンに足を進めて冷蔵庫を開けてぽつりと呟くように言った。
「……春。飯がねぇ」
…それは、義理の姉弟になってから初めてあたしを名前で呼んでくれた瞬間だった。
びっくりした事を悟られないように「今日はカップラーメンにしようよ」って、努めて平常を装って喋った。
なんだなんだこれ。
なんで今普通に“春”って言ったんだろう。
今まではお前、とかあんた、とかてめぇとかだったのに。