あたしが恋した総長
そして待ちに待った海へ行く日
翠が女の子があたし一人じゃいやだろうって言って妹を連れてきてくれることになったから、余計に楽しみになった
なぜか初めて龍毅の家に泊まった日から今日まで、毎日龍毅の家に泊まらされた
理由を聞くと
"龍「付き合ってんだから別にいいだろ」"
と答えになってない答えが返ってきた
別に嫌じゃないし、むしろ一日中、一緒にいられて嬉しいからいいんだけどね
そして一旦倉庫に行って
皆と合流して
今は海に来ている
優「すごい綺麗」
龍「着替えたから泳ぎに行くか?」
優「うん!行く!」
そして龍毅のバイクを降りて、下の子たちが先に来て準備してくれているところへ向かう
歩いていると
「きゃーーーー!鬼神の皆さんじゃない?!」
「すっげぇ!本物だ!かっけぇー!!!」
「いやーー!龍さまよぉーー!」
「やだーー、なにあの隣の女!!」
「龍さまと手繋いでるわよ!!」
「ちょっと!離れなさいよ!!きもい!!!」
「翠さまの隣にいる女もよ!!このブス!」
とまあ、女の僻みやら嫉妬やらが凄くて
あたしと翠の妹の美奈(みな)ちゃんに暴言が飛んでくるもんだから
鬼神さまとその幹部さまがお怒りになりました
龍「おい、そこの女」
「え?私ですか?なんでしょう、龍さま!!」
龍「俺の女にもう一回、暴言吐いてみろ。ただじゃおかねぇからな」
「ひぃぃいい!わ、分かりました!ごめんなさい!!」
そう言って、その女とその女と一緒にいたやつらは、どっかへ走っていった
翠「そこのあなたもですよ?口を慎みなさい」
廉「うちの姫さんと幹部の妹に暴言吐いたんだからな。次はねぇぞ」
翔「そうだよ?次は……いくら女の子でも顔の原型ないくらいまで殴っちゃいそうだから」
海「…………てめぇら、自分の顔見てから言えや。パンダ女」
海ーーーー!それは合ってるけどヒドイよ
「「「す、すみませんでした!!!」」」
そそくさと、あたしたちに暴言を吐いた女たちは逃げていった