櫻唄
第六曲
芹沢さんの死から数年が経ち我々浪士組は新撰組という名を賜った
そんな矢先、大阪まで行っていた山南さんは左腕を怪我したという報告が我々のもとにきた。

「剣が握れないってことだよな」
永倉さんは神妙な顔をする

確かに太刀はとても重く片手で容易に扱えるものではない。
でも、私なら出来る

「いえ、そんなことにはさせません。時間はかかりますが私が治しますから」
そういうと永倉さんや原田さんの頭の上にはハテナがうかんでいた

「こいつ治癒能力があるんだよ」
平助くんが言うとみんなが驚いたような顔をする

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