【更新中】キミの声、聞かせて
「樹里はどっちに行った?」


「左に曲がったから屋上だと思う」


俺は屋上に向かった


屋上の扉を少し開けると襲われている樹里の姿


「ねぇ…大翔。あたし、見てられない」


冬華は相当ショックのようだった


「あたし、お父さんに知らせてくる」


「分かった。上條は担任を呼んで来て」


とりあえず、知らせるのも大切だから


----ドンッ!!


「樹里!!」


俺は樹里の名前を呼びながら突入する


案の定、驚いている城本達


「お前ら、何やってんの?」


「えっ…あっ、これは」


俺が来たことが信じられないようだ


「遅くなってごめんな」


樹里は涙を流し意識を失った


「樹里から離れろ」


「誰が離れるか!!」


男共は俺が来ても樹里から離れない
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