【更新中】キミの声、聞かせて
「とりあえず、荷物運ぼうか。」


「樹里の部屋は2階の奥ね」


運べるだけの自分の荷物を持ちおばあちゃんが教えてくれた2階の部屋へと向かう


ダンボールに“樹里”と書かれたのが見えたからあたしの部屋は此処か。


まだ何もない殺風景な部屋


可愛くしなきゃだね。


「樹里、荷物置いたら学校に挨拶行くぞ」


あっ、学校に行くこと忘れてた


行きたくない。


とりあえず、時間はあるしゆっくり片付けしよ


あたしは準備をしてお父さんのところへ行く


「準備、出来たか。行くぞ」


高校までは歩いて行ける距離


お父さんと歩いて学校へ向かう


「そんなに緊張しなくても大丈夫。冬華ちゃんも樹里を待ってるよ」


冬華の名前を聞いて安心した
< 19 / 606 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop