【更新中】キミの声、聞かせて
----トントン


また、誰かが来たようだ


「はい、どうぞ」


話せない樹里の代わりに返事をする


「樹里、調子はどうだい?」


入って来たのは直樹さんと樹音だった


樹里は首を横に振った


大丈夫じゃないんだよな。


「直樹さん、話があるんですけど、良いですか?」


付き合いだしたこと話してた方が良いだろう


「樹音、ちょっと2人で留守番しててな。」


「うん、分かった」


樹里達を残し待合室に向かった


「話ってなんだい?」


「あの…樹里と付き合うことになりました」


直樹さんは驚いた顔をしたものの笑顔になった


「そっか。こうなることは分かってたよ。娘を宜しく頼むよ」


これで安心だな。
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