【更新中】キミの声、聞かせて
-----トントン


「大翔、入るぞ」


あたしが話せない代わりに相馬先生が話してくれた


「はい。あっ、樹里。終わったのか?」


あたしは小さく頷いた


「樹里ちゃん、ゆっくり休んで明日に備えるんだよ」


相馬先生はそれだけ告げると出て行った


「樹里、おいで?」


大翔に呼ばれ近寄り隣に座る


そして、抱き寄せてくれた


大翔が抱き寄せてくれると落ち着くんだよね


「親父と話せたか?」


《うん。少しは楽になった》


「良かったな。明日は亮介達と会うから体力温存しとけよ」


琴音達に会うの久しぶりだなぁ


「たくさん写真撮ったな」


《そうだね。たくさん写真撮ったからバッテリー充電しなきゃ》


明日、バッテリー切れたら大変だから。
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