【更新中】キミの声、聞かせて
「家族にくらいは甘えて良いんだよ。樹里は家族にまで遠慮してるな」


「そうそう。だから、遠慮しなくて良いんだよ」


ばあちゃん達も樹里が遠慮してること気付いてるんだな。


「琴音や亮介も居るんだ。樹里は1人じゃない」


俺も樹里の頭を撫でる


「直樹のおかげで話さなくて済んだね」


そういえば、寝静まった頃に話そうとか言ってたな。


「大翔くん、樹里のやりたいことさせてあげてな」


「はい。分かりました」


もちろん、そのつもりでいたけどな。


「そうだ。今度ゆっくりと樹里と直樹で出掛けてくると良いよ」


《でも、樹音が居る》


やっぱり妹の心配をするんだな


「樹音はあたし達が見てる。樹里はお父さんと2人の時間が少ないだろ?」


直樹さんも樹里も頷いていた
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