【更新中】キミの声、聞かせて
「たまには父親と2人で出掛けるのも良いだろ。直樹も樹音に手が掛かって樹里の相手出来てないしな」


じいちゃんも気付いてる


「樹里が良いならで良い。無理にとは言わないよ」


直樹さんも優しく語り掛ける


樹里は迷ってるようだった


「せっかくだから行ってきたら?たまには直樹さんを独り占めして良いんだよ」


樹里のことだから我慢してるんだよな


《お父さんはお仕事大丈夫なの?》


「仕事の心配はしなくて大丈夫。」


《1日くらいは甘えても良い?》


「あぁ。樹里の行きたいとこ連れて行ってやる」


それを聞いた樹里は笑顔になった


他愛のない話をした後、寂しいと言った樹里と一緒に寝ることになった


樹里は可愛らしい寝顔を見ながら俺も眠った
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