【更新中】キミの声、聞かせて
「樹里、本当に可愛くなったな」


「お前に樹里はやらねーよ」


樹里は俺のだ


「分かってるって。俺にも奈那がいるし。ただ、最初の頃、樹里は俺に心を許してくれなかったんだ」


俺にも怯えてたような…


「でも、久しぶりに会ったら変わってた。良い方向に」


勇悟も観察してるんだな


「よし、出来た。」


「おっ、上手い。さすが大翔だな」


味見をした勇悟が褒めてくれた


「休憩しよう」


俺が言うと樹里が起きたのに気が付いた


「樹里、起きたか?」


勇悟の問い掛けに頷く樹里


樹里は自分から俺に抱きついてきた


……可愛いヤツ。


「よっぽど、大翔のことを信頼している証拠だな」


そうなら嬉しいけど…
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