【更新中】キミの声、聞かせて
「此処の2階の右端が俺の部屋」


大翔は丁寧に教えてくれた


「行くか。荷物置いてゆっくり休もう」


そして、大翔に付いていく


アパートでこんな田舎町なのにセキュリティーもしっかりしている


「ただいま」


「あっ、お帰り」


中からは綺麗で可愛らしい人が出てきた


あたしは此処に居たらいけない


そう思って大翔から離れ帰ろうとした


「樹里、待て。帰るな」


と言って引っ張られ大翔の腕の中にすっぽり収まった


「誰?この子。めっちゃ可愛いんだけど。」


女の人は大翔からあたしを離して抱きしめる


「姉貴、止めて。樹里、びっくりしてるから」


と言って再びあたしを抱きしめた


……ヤバい、恥ずかしい


多分、あたし真っ赤だ
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