【更新中】キミの声、聞かせて
「お前がこんなに独占欲丸出しなの初めてだよね」


「悪いかよ。樹里は俺のだ」


彼女じゃないのにその言葉言うの止めて。


と言えたら良いのにな。


「貴女、樹里ちゃんって言うの?」


女の人の問い掛けにあたしはビクビクしながら頷いた


「とりあえず、中入れて。樹里、疲れてるから」


大翔は女の人に荷物を持たせあたしを部屋へと案内してくれた


《大翔、体温計貸して》


大翔はボードの文字を読むと体温計を貸してくれた


身体がダルい


----ピピピピ


音がなったので体温計を取り出す


……37度5分


やっぱりね。


「樹里、体温計…貸して」


体温を知られたくなくて消そうとしたら無理やり大翔に取られた
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