星使いの少女

あたしは外に出て、学園全体に結界を張った。



「…行こうか。皆を護るために。」



空を見上げつぶやいた。



皆…



あたし、頑張る…



頑張って…頑張って…それでもダメだった時は、ゴメンね?



あたしは空へと手を伸ばした。



「神眼…」



空は綺麗な青ではなく闇に染まって大きな穴が空いていた。


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