他校生の君に贈りたい言葉。

贈りたい言葉。ウザイ



知りもしない、それに話したこともないキミに…。

あたしはなぜだか目で追う。

…うわっ!

今笑った!可愛い!

…なんて心で呟く。

コレを5日前から続けている。


あたしはいつもこの電車のこの席と、決まった席に座っている。

この車両は人が滅多に来ないし…。


でも、なぜだか5日前から男の子が座り始めた。

最初は車両移動しようかな?

…とも、思ったけど…。

向こうに行くと、全然座れないし…。

ってなことで、男の子と共有し始めたわけ!

制服は…あたしが通う高校のすぐ隣の男子校。

その子は、誰が観てもイケメンだと言うだろう。

それにスタイルいいし…。

「はぁ…」

思わずため息。

すると男の子とバチリと目が合った。

何?

と言わんばかりに少し睨む。

アンタのせいであたしは凹んでるのに…。

神様はホントに意地悪だよね…。

差があり過ぎでしょ!
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