STORMILY
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「ただいま…」
玄関ドアを開けた瞬間に、室内に充満している不快な匂いが鼻を直撃し、思わず顔をしかめてしまった。
案の定、数歩先にあるダイニングテーブルの上には、空になった銘柄の異なるお酒の瓶が3本、鎮座していた。
それらをすべて胃に流し込んだのであろう人物は、テーブルに突っ伏して呑気に寝息を立てている。
私はダイニングを横切ると突き当たりのガラス戸を開けてその先にある部屋へと入り、さらに進んで襖で仕切られた隣の4畳半の自室までたどり着くと、制服から私服へと着替えた。
お財布やケータイなど、通学用のカバンからショルダーバッグに移し、それを手に、再びダイニングへと向かう。
「お母さん」
無駄だとは分かっていたけれど、念のため声をかけた。
「バイト、行ってくるね…」
案の定返事は無く、私はため息を吐きながら玄関先まで移動し、アパートを後にする。
バイト先であるクリーニング店へと向かうべく、自転車を漕ぎながら、心の中でポツリと呟いた。
どうしてこんな事になってしまったのだろうか……。
「ただいま…」
玄関ドアを開けた瞬間に、室内に充満している不快な匂いが鼻を直撃し、思わず顔をしかめてしまった。
案の定、数歩先にあるダイニングテーブルの上には、空になった銘柄の異なるお酒の瓶が3本、鎮座していた。
それらをすべて胃に流し込んだのであろう人物は、テーブルに突っ伏して呑気に寝息を立てている。
私はダイニングを横切ると突き当たりのガラス戸を開けてその先にある部屋へと入り、さらに進んで襖で仕切られた隣の4畳半の自室までたどり着くと、制服から私服へと着替えた。
お財布やケータイなど、通学用のカバンからショルダーバッグに移し、それを手に、再びダイニングへと向かう。
「お母さん」
無駄だとは分かっていたけれど、念のため声をかけた。
「バイト、行ってくるね…」
案の定返事は無く、私はため息を吐きながら玄関先まで移動し、アパートを後にする。
バイト先であるクリーニング店へと向かうべく、自転車を漕ぎながら、心の中でポツリと呟いた。
どうしてこんな事になってしまったのだろうか……。