【完】First♡Love~すれ違う恋心~
第1生物室は、普段全然使われていなくて、 場所も悪いせいか太陽の光もあまり差し込まず少し薄気味悪い。
美々、大丈夫かな。
しかも、準備室もうす暗くておばけが出るとか 変な噂がたっている。

「着いた――…」
ドアを開けると、モワッとした生ぬるい空気が 漂っていた。
「うっわ、湿気ヒドイな」
「窓、あけましょうか」
俺らは窓とカーテンを開けた。
「うし、掃除すっか」
「はい」
俺らはほうきや雑巾で掃除を始めた。
1時間くらいして、綺麗になった生物室。
「やっと、終わりましたね…」
「あぁ。この後、準備室もとか、ありえねぇな」
「ぱぱっとやっちゃいましょう!」
「そうだな」
俺らは準備室へ移動した。
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