TSUBASA
車の中に乗り込み、お金と携帯を奪われる。


携帯なんて、窓から投げ捨てられた。


「神谷組の若まで、手懐けるなんて、、、。ホント、ロクな女じゃねぇ」


あたしは冬樹を手懐けた覚えはない。


冬樹はあたしに、手を差し伸べてくれた。


その手に、、、


冬樹にあたしは、すがろうとしていただけ、、、


「神谷組の若も、1人の男だったってことですよ」

「だな」


なんて、下品な笑い方をする。


「それか、この女の体が相当良い、か」


気持ち悪い視線を、あたしに向けてくる。


「止めとけ。こいつはハルのだ。抱いて離れられなくなったら、命取りだぞ」

< 127 / 165 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop