ヤクザの家族になっちゃった!?


なんて意気込んだのに

二人とも長いこと長いこと…

普段、ガスがもったいないから

っていって早風呂してた私には耐えられなくて

我慢の我慢で結局

上がっちゃった私。

だって、倒れそうだったから…。


ケラケラと笑いながら上がった二人。

着替えて奈美恵さんの部屋に集合すると

二人が迫って聞いてきた

「さぁ!どうなの!?
負けは負けだからね??」

奈美恵さんがそう言うと

「まさか言えないところまで…?」

なんてるりがいいだして

二人できゃーっ!

と騒ぎ立てる。

「違う違う違う!!」

慌てて否定すると

ニヤリと笑った二人。

こ、怖いです、いろんな意味で。

「じゃーどーなのよ?」

「教えなさーい!」

そう言ってもっと迫ってくる二人。

「わわわわわっ!

ちょっと待って!わかった!わかったからっ!」

そう言うと最初に座ってた位置に戻った二人。

「好きなところはやっぱり、
優しいところとか、不器用なところとか、かな?」

「うんうん?」

そう、興味津々に聞いてくる二人。

う゛…。

結構やりにくい…。

「えっと…、嫌いなところっていうか、嫌なところは
急に怒るところかな?」

そう言うと、

奈美恵さんは驚いた顔をして

「龍之介が?」

そういってきた。

「う、うん、」

そう返すと

「めったに怒らないのよ?あいつ!
愛されてるわねぇ!」

って。

「いや、それならきっと奈美恵さんの方が…。」

そういいかけたけど

それを見事に遮った奈美恵さん。

「なーにいってんの!
好きなんてありえないわよ!
あいつ、私のこと嫌ってるから」


「「え?」」

私とるりでハモる。

「この前はっきりと
『お前みたいなやつは嫌いだ』
ってはっきり言われたわよー」

おちゃらけた様子で声真似をしていった奈美恵さん。

「それって、好きの裏返しなんじゃ…?」

そう言うと

「は?」

「まじ?」

そう、二人に言われ、

頭の上にハテナが浮かぶ。

「本気で言ってる?それ!」

「う…うん?」

「ちょっと待って、謙虚にとかじゃなくて?」

「え、なにをさ…。」

何に対して謙虚になるのよ?

「少しくらい
あ、彼私に気があるのかも!
とか思わないの?」

そう、奈美恵さんが言うと

「あれだけアピられてるのにさ!」

と、責めてくるるり。

「え、だから、
なんのはなしよ…。」

急に話飛ばすなぁ

なんてあきれてたら

「「あなたの好きな人!」」

そう、叫ばれ、

慌てて口を塞ぐ

「こ、声がでかいっ!」

「いいじゃんー、名前だしてないんだから!」

そう言われ、あ、そうか。

と納得

「んで、どうなの?」

そう問い詰めてきたるり。

「そんな都合が良い話あるわけないじゃん!」

そう言うと

はぁ、とため息をつかれ、

「大変ね、あいつも。」

そう、奈美恵さんに言われた。

「じゃあさ、期待してもいいかな?

くらいはあるでしょ!」

そう言われ、振り返ってみる。

…まぁ、それなりに、ね?

そう思い、頷くと

きゃー!!

と騒ぎだした二人。

わぁぁ!!

「ほんとに!黙ろうよ!!」

そう、一生懸命止めるも、

テンションの上がりきった二人を止めることはできず、

シチュエーションを聞き出された。

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