好きになった相手がたまたま年上だっただけ。


「今日は俺がおごるよ。なに食べたい?」




「えっ!いいよいいよ!私自分で払うから…!」




「いや、今日は出させて

 前にドタキャンしたお詫び」





舞子に嘘ついて、相澤に会っちゃったしな





「じゃあ~このティラミス食べたいなっ」





「じゃあ~俺はいちごミルクにする

 ここのいちごミルク、果肉が入っててまじうまいよ」




「ふふっ、聖也くんって、本当に

 いちごミルク好きなんだねっ!」






そう言いながら舞子はニコニコと微笑む


屈託のない笑顔

笑った時にできる、えくぼ


何度見ても

いや


毎日見ても飽きない

< 168 / 229 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop