不器用な兄の愛し方
力尽きた私は いつの間にか眠っていた




目が覚めると辺りは暗く 電気を付けないと見えない状態に




でも 隣に感じる温もり
兄が私の頭を撫でていた




目がなれ 上を向くと兄と視線が交わる




「まだ 痛いか?」




頭を横に振った




痛くはない
でも まだ違和感がある



今も私の中に兄が居る様な・・






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